遺言を遺すのであれば資産を把握しよう
自分の資産がどれくらいあるかわかっている人はあまりいないものです。
元気だけで所有しているのであれば、普通預金や定期預金、タンス預金などをプラスすればすぐに把握することが出来ます。
ところが不動産や株式、投資信託や保険商品、骨とう品や金貨や銀貨なども立派な資産にあたります。
それが時価でどれくらいかをいちいち把握するのは難しいものです。
このような資産は日々、価値や価格に変動があるからです。
もしも、自分が資産家であり子供や孫、親類に資産を遺したいのであれば、普段からどれくらいの資産を保有しているのかを把握しておくことは大切です。
それにより相続税額もだいたい把握できるようになるからです。
もしも自筆の遺言を託すのであれば、誰に何を遺すのかを明確にしておくことが大切です。
また、自筆遺言証書では紛失などの恐れがあるため、不安であれば公証役場で作成できる公正証書遺言のほうが安心です。
また、遺産に関しての悩み事や、相談事があるのであれば、最寄りの区役所や市役所、または司法書士などに相談するほうが、的確な答えを得ることもあるでしょう。
してはいけないのは悩み事を自分一人で、抱え込んでしまうことです。
相続税がいくらかかるのか不安で、毎日眠れないなどというようなことは、取り越し苦労です。
しっかりと把握しておいた方が何かと安心して眠れます。
浜松市でも相談窓口はありますので、わからないことがあれば相談に行きましょう。